メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2014.10.17 発表

ドイツ 持続可能なモビリティ商品に初めてエコラベルを授与

 ドイツ連邦環境庁は、ハノーファー地域総合交通連盟のモビリティーカード「HANNOVERmobil」が、エコラベル「ブルーエンジェル」を授与したことを公表した。このモビリティーカードは、バスと鉄道を対象にしたものであり、さらにカード所有者に対し、カーシェアリングや自転車シェアリング、ドイツ鉄道の「バーンカード」、タクシー利用における値引き、手荷物の無料預かりといったサービスの利用も可能にするもの。モビリティーカードへの「ブルーエンジェル」の授与には、対象サービスの数や環境に配慮した交通機関の利用への誘導、利用者アンケートの実施といった基準を満たすことが求められている。ドイツでは国内二酸化炭素排出量の19%が交通部門を要因としており、環境・健康保護、都市計画への考慮から自家用車の所有を削減する対策が必要とされている。モビリティーカードは多様な交通サービスを連携させるものであり、多様なモビリティ手段と柔軟なサービスにより、自家用車を利用しない持続可能なモビリティ可能にすると評価されている。【ドイツ連邦環境庁】

前のページへ戻る