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[海外エコニュース一覧]

【オランダ】2014.10.15 発表

オランダ、持続可能な航空機用燃料の購入実施へ

 オランダ社会基盤・環境省(I&M)は、2015年4月までに、オランダ航空(KLM)「バイオ燃料プログラム」に参加し、持続可能な航空機用燃料を購入する。これにより、I&M職員による、KLMとそのパートナー企業の航空機を利用する移動の30%は、持続可能なバイオ燃料に転換される。マンスフェルトI&M環境担当副大臣は、「多くの航空機は、静かで高効率のエンジンを装備しているが、航空機産業の発展には更なる施策が必要である。持続可能なバイオ燃料の利用はその一つである」と述べた。バイオ燃料の購入は、KLMとその協力パートナーSky NRGが設立したバイオ燃料プログラムを通じて実施される。このプログラムは、規模の大きい企業や機関に、その航空機利用の一部を持続可能なバイオ燃料へ変更するという選択肢を提供し、市民社会を巻き込んでの航空機産業の持続可能性向上に貢献する。さらに持続可能な燃料市場への推進力にもなり、結果的に持続可能な燃料の生産量が増加し、価格が下がり、持続可能な燃料の需要増加が続くと期待される。このプログラムには、すでにアクセンチュア、ナイキなど約20の大規模組織が参加している。【オランダ社会基盤・環境省】

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