【フランス】2014.09.19 発表
フランスのロワイヤル環境・持続可能開発・エネルギー大臣は、農薬の空中散布を最終的に禁止する法令が官報に公示されたことに対し、満足の意を表明した。大臣は、過去5年間で空中散布が実施された面積が77%減少したことを指摘し、現場でも農業生産者の用意が整っていることを確認していると述べた。またこの措置により生産者の生産性が高められるとしている。ただし一定の耕作地については、空中散布に代わる代替策を探す必要があることを考慮に入れ、カマルグ地域の米作と一定のブドウ畑については、一時的な例外措置の申請を2015年3月31日まで認める。その場合も、空中散布は厳しい指導のもとで数ヶ月に限って行われるという。大臣は、この法令は国民の強い要望に応えるものだとしている。この法案については国民から1万7700件の意見が寄せられた。【フランス環境・持続可能開発・エネルギー省】
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