【ドイツ】2014.07.25 発表
ドイツ連邦自然保護庁は、連邦建設都市国土研究所と共同で作成した、文化景観の変化、その傾向、これらの変化を自然に配慮し、変化を予見できるよう制御するために空間・景観プランナーが持つチャンスについてまとめたパンフレットを公表した。ドイツ国内には、多種の文化景観が存在しているが、エネルギーシフトや気候変動、人口構成の変動により、これらの景観は絶えず変化している。イエゼル長官は、景観の変化への対応は重要な課題であるとし、「我々の文化景観は自然と社会の相互作用の産物。これらの景観の変化は既に幅広い範囲で起こっており、以前と比較しその速度は速くなっている。文化景観が今後も多様な機能とサービスを提供できるよう、全ての地域において質の高い転換の実現を成功させなければならない」とコメントした。パンフレットでは、平地や山地、都市・郊外といった多様な文化景観における変化に対する指針や対策のオプション、さらに人間の生活空間における新しいアイデア等、景観の変化が新たなチャンスを生み出すことを示している。【ドイツ連邦自然保護庁】
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