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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2014.07.23 発表

アメリカ環境保護庁、クリーン電力計画の公聴会を開催

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、国内最大の炭素汚染源のひとつである既存の発電所から生じる炭素を削減する規則案「Clean Power Plan」(クリーン電力計画)に関する公聴会を2014年7月29日から開催する。同計画が施行される前に利害関係者に意見を述べる機会を提供するもので、ワシントンDC、アトランタ、デンバー、ピッツバーグの4か所で開催される。同計画案に関してすでに30万件の意見が寄せられているが、公聴会ではさらに1600人から口頭による意見の聴収を見込んでいる。ピッツバーグ以外の会場はすでに参加者が定員に達しているという。EPAでは、2030年までに同案が完全に実施された場合、発電所からの炭素排出量を2005年比で30%削減できると予測しており、同案によって信頼できる安価な電力を供給しつつ、国民に健康とクリーンな環境を提供し、気候変動と闘うことができるとしている。EPAでは、2014年10月16日までメール、ファックス、書簡による意見を受け付けており、すべての意見を公平に検討するとしている。【アメリカ環境保護庁】

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