【イギリス】2014.07.22 発表
イギリスのエネルギー・気候変動省(DECC)は、グリーンディール制度の改修費用助成で、2014年6月9日の申請受付開始から6週間で、1万2200件の申請を受け付けたと発表した。これに基づきイングランドとウェールズの7925世帯に引換券(voucher)を渡しており、その総額は数日中に5000万ポンドに達する見込みだという。グリーンディールは、住宅の省エネ改修工事を行った世帯にその費用を助成する制度。DECCは、制度開始後の5000万ポンドまでは制度設計も助成率も保証するとしていた。制度変更は、この限度を超えたことで実施されるもので、できるだけ多くの世帯に省エネ改修の恩恵を受けられるようにすることを目的としている。
変更により、2014年7月25日以降、壁の断熱材の取付には、設置費用の67%、最大4000ポンドを請求できる(従来は最大6000ポンド)。認定改修項目リストのうち2項目を改修した場合は、設置費用の100%、最大1000ポンド、グリーンディール評価を実施したものには、最大100ポンドが支給される。煙道ガス熱回収装置は、8月5日から助成対象から外される。【イギリス エネルギー・気候変動省】
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