【アメリカ】2014.05.28 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、「2014年度ブラウンフィールド評価・回転融資資金・浄化」(ARC)助成の対象者、171団体264件を公表した。総額6700万ドルが提供され、有害物質で汚染された、あるいは汚染の可能性があり、再利用や再開発が困難な土地(ブラウンフィールド)の評価と浄化・再開発を通じ、環境と人々の健康を守りつつ、地域経済と雇用の促進を目指す。
マッカーシーEPA長官は、「ブラウンフィールド助成金は、汚染地を浄化する地域を支援して人々の健康と環境を守るだけでなく、地域経済にとって雇用増大の機会にもなる。各都市が気候変動の影響に立ち向かう方法を模索している今、地域にとって、汚染地をコミュニティの財産へと転換する新たな方法を生み出すことはかつてない重要さをもつ」としている。1995年のEPAブラウンフィールドプログラム創設以来、プログラム投資をてこに、官民のさまざまな出資者から浄化と再開発活動の資金として、210億ドル以上が集まった。これらの資金により、浄化・再開発の成果とともに全国で9万3000人の雇用が創出された。【アメリカ環境保護庁】
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