【国連】2014.05.07 発表
国連環境計画(UNEP)は、5月7日、8日の2日間、食料のロス・廃棄を減らす新たな方策を議論する「SAVE FOOD 2014」会議を、国連食糧農業機関(FAO)、インターパック2014、メッセ・デュッセルドルフ・グループと共同で開催する。会議はドイツのデュッセルドルフで行われ、企業、政府、市民社会、研究機関等の代表者が参加する。初日の5月7日は、食品の包装、ロスを出さない農法など広範なテーマで議論が行われた。この日の主要テーマの1つは、UNEPが、FAOのSAVE FOOD、国連事務総長のゼロ・ハンガー・チャレンジ(Zero Hunger Challenge)と連携して2013年1月に開始した「Think.Eat.Save. Rudeuce Your Foodprint−考えて食べ節約し、食料廃棄を減らそう」の取組であった。
UNEPのコミュニケーション・広報部長は、「今後数年間に、人口増加によって食品の消費量は約30%増えると予想される一方、農業生産高は、気候変動の影響で、地域によっては最大5%の減少が予想される」ことを指摘し、「食品の無駄のない消費、生活の向上、環境保全のため、緊急の行動を起こす必要がある」と述べた。【国連環境計画】
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2788&ArticleID=10849&l=en
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