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[海外エコニュース一覧]

【デンマーク】2014.05.06 発表

デンマーク気候・エネルギー・建物大臣、省エネ改修戦略の21の施策を公表

 デンマークのピーターセン気候・エネルギー・建物大臣は、既存の建物を対象としたエネルギー改修戦略を実施するための、21の具体策を公表した。政府は、この具体策の実施により、建物で用いる熱のためのエネルギー消費量を2050年までに35%削減できるとしている。具体策の主な内容として、
・建物の環境負荷への影響が大きい窓などの建物材料のエネルギー基準強化
・建物の自主的エネルギーランクの導入(建物所有者にとって改修の際の具体的な基準となり、革新的ソリューションの可能性も広げる。)
・エネルギーラベル表示システムの改善(省エネルギー改修へのインセンティブを高める。今後、オンラインの住宅広告から直接エネルギーラベルを参照し建物の経済特性を調べることができるようにする。)
・住宅所有者のための助言や情報提供システム「Better Property」(よりよい建物)の設置(改修の全プロセスにわたり、個人が必要な助言が得られるシステムとなる。現在は、9つの市町村で試験運用中。)、
が挙げられている。
 エネルギー改修戦略はデンマークの2012年エネルギー合意の一部で、建設、エネルギー、金融の各産業および学術機関など40以上の機関の協力によって策定された。【デンマーク気候・エネルギー・建物省】

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