国際エネルギー機関（IEA）は、世界のエネルギーに関する可視化したデータの提供を開始した。今後は、新設した「Energy Snapshot of the Week」（今週のエネルギー・スナップショット）というページに、IEAのデータや分析結果を図表やグラフ、画像などのわかりやすい形にして毎週掲載していくという。IEAは、世界のエネルギーの生産や消費に関して大量の情報を収集するとともに、それを分析して世界のエネルギーシステムの動向を捉えている。エネルギー・スナップショットはツイッターやフェイスブックでも配信する予定で、エネルギーに関するさまざまな情報を世界中の人々と効果的かつ効率的に共有することがねらいである。最初の掲載画像は、1973～2011年の世界のエネルギーミックスの推移を示すグラフで、石油の占める割合が減少していることや、石炭が増加していることなどが一目でわかるようになっている。掲載された画像は、IEAのアーカイブでも簡単に参照できるという。【国際エネルギー機関（IEA）】