【イギリス】2014.04.23 発表
イギリス政府は、電力市場改革プログラムの一部となる大規模再生可能エネルギープロジェクトの新規の8件への投資を決定した。具体的には、北海洋上ホーンジーの風力発電ファーム(1200MW)など、洋上風力発電5件、石炭からバイオマスへの転換2件、バイオマス熱電併給1件である。これらのプロジェクトにより、民間部門から最大120億ポンドの投資と、8500人分の雇用が見込まれ、2020年までに、4.5ギガワットの電力(発電容量の4%)がイギリスのエネルギーミックスに追加されるという。プロジェクトが完成すれば、2020年までに見込まれる再生可能エネルギー電力量の14%にあたる約15テラワット時を発電することになり、イギリスの再生可能エネルギー目標は達成の見通しとなる。また、化石燃料による発電にくらべ、年間10MtCO2の排出削減もできるという。8件のプロジェクトは、「最終投資決定」(FID)のもとで決定され、電力市場改革で導入されたCfD(差金決済取引)が初めて適用される。【イギリスエネルギー・気候変動省】
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