【アメリカ】2014.04.10 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、エネルギースター認定建物が最も多い都市の上位25都市(2014年版)を発表した。上位5都市は、1位から順にロサンゼルス、ワシントンD.C.、アトランタ、ニューヨーク、サンフランシスコであった。この上位都市の発表は2008年に開始され、今回が6回目となる。ロサンゼルス市は6年連続で1位、ワシントンDCも5年連続で第2位となった。フィラデルフィア市は今回トップ10に初めて入った(9位)。こうした都市では、建物の所有者や管理者が、実証済みの方法を用いてエネルギー効率を高め、それによって経済・環境両面の利益を達成しているという。
商業用建物で使用されるエネルギーは、費用にして年間1000億ドル以上、排出する温室効果ガスはアメリカ全体の17パーセントを占める。エネルギースター認定のオフィス用建物は、平均的オフィス用建物に比べ、1平方フィート当たりのエネルギーの使用量が2分の1近く少ないという。2013年末までに全米2万3000以上の建物がEPAのエネルギースター認定を受けた。【アメリカ環境保護庁】
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