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【イギリス】2014.02.19 発表

イギリス洋上風力発電プログラム委員会、年次報告書を発表

 イギリスエネルギー・気候変動省は、洋上風力発電プログラム委員会(OWPB)の年次報告書2014年版を公表した。報告書は、洋上風力発電の経済的利益を最大限に伸ばすことが政府の優先事項であるとし、そのためのOWPBの包括的プログラムの実施状況を、技能育成、技術革新、資金調達、委託契約など広範囲にわたり説明している。
 2014年1月現在、イギリスは3.6ギガワットの洋上風力発電容量を持ち、さらに1.4ギガワット分が建設中で、世界のリーダーとしての位置を誇っている。報告書では、この地位を堅持するため、OWPBの今後の作業計画案も示しており、
・開発業者やサプライチェーン企業のハブとして、経験やベストプラクティス共有
・コスト削減と経済利益実現という目標に対する、進捗度の測定についての作業
・コスト削減と規模の効果をねらい、北海の他の洋上風力発電関係者との協力
等を挙げている。
 OWPBは、2012年11月に、イギリスの洋上風力発電のコスト削減と、この産業の競争力強化を目指し、エネルギー・気候変動大臣により設置された。洋上風力発電普及への障壁の特定と解決、ベストプラクティスの共有など、広範な作業を任務としている。OWPBを構成するのは、洋上風力発電の開発業者、サプライチェーン企業、資金供給団体、政府機関等で、その中核は、目標達成に対するリスクとその対策を実施するリスク委員会である。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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