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【ドイツ】2014.02.13 発表

ドイツ 自然でのハイキングを学校プログラムに取り入れるプロジェクトを実施

 ドイツ連邦環境省は、自然におけるハイキングを学校プログラムの中に再び取り入れることにより、子供たちや教師の生物多様性への関心を高めることを目的にしたプロジェクト「学校ハイキング」の実施を公表した。このプロジェクトは3年間実施され、小学校3校において「野外学校」のコンセプトを実証する。子供たちは1週間に一度、野外で過ごし、生物多様性を直接探索することになる。ヘンドリックス連邦環境大臣は、「子供たちだけでなく生物多様性にも利益となるプロジェクト。子供たちは、生物多様性を意識的に経験することにより、将来、自然に対し尊厳を持って接することになる」と述べた。連邦環境省は、プロジェクトに対し、連邦生物多様性プログラムから75万ユーロを拠出する。連邦自然保護庁が所轄官庁となり、ドイツハイキング協会とマインツ大学がプロジェクトを実施する。プロジェクトでは、他の小学校でも実施できるよう施策や教材を開発することになる。既に、スカンジナビアでは、同様のコンセプト「Uteskole」を学校に導入済みである。ドイツハイキング協会は、「野外学校」と並行し、2014年から2016年まで、「生物多様性学校ハイキングデー」を開催するとしており、連邦自然保護庁が毎年実施する生物多様性ハイキングデーに参加する学校は、パンフレットやポスターなど、包括的なスタートセットを受け取ることになる。【ドイツ連邦環境省】

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