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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2014.01.06 発表

アメリカ環境保護庁、国民の健康保護のため家庭でのラドン検査を奨励

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、肺がんのリスクを大幅に軽減する簡単な手段として、ラドンの検査と濃度低減対策を奨励している。ラドンは無色無臭の放射性ガスで、自然界に存在する。非喫煙者の肺がんの主因となっており、アメリカでは毎年2万1000人がラドンによる肺がんで死亡しているという。しかし家庭内でラドン検査を行い、濃度を下げることによって、家族は健全で安全な住宅に住むことができ、肺がんの予防も可能になる。検査は、インターネットやホームセンターで安価に入手できる検査キットを利用するか、もしくは専門家に依頼して実施する。地下室の有無にかかわらずすべての家庭で行う必要がある。EPAでは、ラドン濃度が4ピコキュリー/リットルを超えた場合は、排気管や換気扇の設置などの改修工事を行うよう推奨している。マッカーシーEPA長官は「ラドンはどこの家庭にも存在する放射性ガスである。その濃度を測定することが、家族の健康を守るための手っ取り早い方法である」と述べている。【アメリカ環境保護庁】

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