【国連】2013.12.23 発表
国連環境計画(UNEP)は、クリスマスシーズンを前に食品や電子製品の無駄や廃棄を避ける工夫を呼びかけた。この数十年間、紙、ガラス製品、缶などのリサイクルには大きな進展がみられたが、食品と電子製品の廃棄物は今も主要な環境問題となっている。食糧農業機関(FAO)などによると、世界で生産される食料の3分の1が毎年ロスや廃棄という形で失われている。また、電気電子廃棄物(E-waste)問題解決イニシアティブ(StEP)によると、E-wasteは2017年には6540万トンに増加すると予測されるという。こうした状況を受け、UNEPは、廃棄物の削減を目指し、買い物リストやセルフ量り売りを活用し賢く買い物すること、正しい賞味期限を理解すること、まだ使用できる電子製品はリサイクルや下取り、寄付を検討することなど、持続可能な選択ができるようひとりひとりができる簡単な行動を提示している。多くの食品やプレゼントであふれるクリスマスシーズンにこそ環境問題について理解を深め、環境に配慮したクリスマスを過ごしてほしいとしている。【国連環境計画(UNEP)】
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2756&ArticleID=10685&l=en
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