フランスのフィリップ・マルタン環境・持続可能な開発・エネルギー大臣は、2013年「フランス・ローカルアジェンダ21」の認定を受けた86団体（64コミューン（市町村）、17コミューン間協力公施設法人、4県、1州）を称えて激励した。ローカルアジェンダ21の認定は今年で8回目となるが、策定団体は増加しており、40団体が認定された第1回目（2006年）に比べ、この3年間は毎年100以上の団体が認定され、現在の認定数は470に上る。マルタン大臣はこうした現状に鑑み、2014年には環境・持続可能な開発・エネルギー省がフランス・ローカルアジェンダ21全国委員会とともに検討会を発足させると発表した。この検討会には、議員連盟や環境分野や社会福祉分野の代表、経済政策の立案者、専門家や教育者、学界代表など、エコロジカル・トランジションや持続可能な開発の推進に関わるあらゆる利害関係者が参加し、アジェンダ21の新たな段階に進むための提言を2014年の年末までにとりまとめる予定だという。【フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省】