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【その他】2013.10.29 発表

GHGプロトコルと国連環境計画、金融機関のバリューチェーンにわたる温室効果ガス排出算定・報告のための手引きを作成

 GHG(温室効果ガス)プロトコルと国連環境計画(UNEP)は、金融機関のバリューチェーン(融資・投資全体)にわたるGHGの排出を算定・報告するための手引きの作成を開始した。金融機関の多くは自社のGHG排出量の報告を行っているが、金融機関の特性やニーズに合った、国際的に統一された算定・報告の手法がないことから、GHGプロトコルのスコープ3にあたるバリューチェーンにおける間接的な排出はほとんど含まれていない。GHGプロトコルとUNEP金融イニシアティブは、手引きの作成を支援するため、「GHGプロトコル・金融部門の手引きに関する諮問委員会」を設置しスコープ3の補完を目指す。委員会にはアリアンツグループやバンク・オブ・アメリカなど多くの金融関連の企業や団体が参加し、バリューチェーンにおける排出の算定・報告に関する技術的な問題等を特定し、手引きに反映させるという。2013年末までに専門家を募集し、今後2年間にわたって手引きの作成を行うとしている。【世界資源研究所】

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