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[海外エコニュース一覧]

【EU】2013.10.10 発表

EU 水銀に関する水俣条約に署名、批准書・施行規則策定作業を開始

 欧州委員会は、環境担当のポトチュニック委員とリトアニア環境省のマズロニス大臣が、欧州連合(EU)を代表し、水銀に関する水俣条約に署名したことを公表した。熊本市で開催された同条約外交会議には100ヶ国以上の政府代表者が出席した。同条約は、水銀のライフサイクルの全てを考慮するもの。水銀は大気中に広い範囲で拡散することから、妊婦、乳児、子供は、食物連鎖を通じて、特に危険に曝されている。同条約により、長期的に、水銀による危険を大幅に削減することを目指している。熊本会議では、同条約署名後、施行に至るまでの作業プログラムが承認された。ここでは、大気中への水銀排出に対する利用可能な最善の手法に関するガイドラインの策定が重点となっている。欧州委員会は、既に、EUの批准書と必要な施行規則を策定するための作業を開始しており、2014年中に、これに関する意見公募を実施する。同条約は、10年以上ぶりの多国間条約であり、140ヶ国以上の国連加盟国が、批准手続きを開始している。【欧州委員会環境総局】

プレスリリース

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-13-929_en.htm

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