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[海外エコニュース一覧]

【オランダ】2013.09.11 発表

オランダ社会基盤・環境大臣、ニューヨーク「H2O9フォーラム」で世界の水問題への国際的取組を要請

 オランダのシュルツ・ファンハーゲン社会基盤・環境大臣は、アメリカのニューヨークで2013年9月9・10日に開催された「H2O9フォーラム」に出席し、地球の水問題の解決のため、新たな国際的取組を開始するよう呼びかけた。大臣は、「海面は上昇し、極端な気象現象が増え、世界各地で低地に居住する人々が増加するなか、水の問題に国際的・組織的な対応が必要である。」「国連など国際機関は水問題を注視しているが、対応は各国バラバラ。世界の水問題全体にわたって各国が学び合い議論して、具体的・革新的なソリューションを生み出す国際的取り組みが必要だ。これは国連の特別委員会でもよいし、国際レベルで人的・財政的資源を結集できる他の機関でもよい」と述べた。
 H2O9フォーラムは、水との関わりが深いオランダとアメリカが開催しているもので、沿岸都市の水問題をテーマに両国の専門家が議論する。第2回となる今回は、ファンハーゲン社会基盤・環境大臣とアメリカの住宅都市開発省ドノバン長官が名誉議長を務めた。
 オランダは、2013年3月21日、ハーグで行われた世界水の日のイベントで、世界の水の目標に関する国際合意を呼びかけた。水の管理や水の安全に関するオランダの知見は国際的に高く評価され、オランダの水の専門家は世界80カ国以上のプロジェクトに関わっているという。【オランダ社会基盤・環境省】

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