【アメリカ】2013.08.26 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、ニューヨークで開かれた、第3回グリーン・スポーツ連盟サミット(2013年8月26~28日)で、オンライン情報源の「グリーン・スポーツ・リソースダイレクトリー」の開設を発表した。これは、様々なスポーツ競技の試合会場やリーグ戦等で利用できる省エネ方法や、チームの取組状況の情報を提供するサイトである。費用節約と二酸化炭素排出削減につながるエネルギー効率向上は、オバマ大統領の気候変動アクションプランの中核をなすものである。同連盟には現在、会員180以上、プロと大学レベルのチーム70以上、スタジアム100以上が参加しており、日々参加者が増加しているという。
ダイレクトリーには、競技会場やチーム、観戦者のゴミ削減や水・エネルギー使用量節約等の持続可能性の取組に関する情報が提供される。また、EPAは、各種スポーツ競技の、環境によい行動やその節約効果のデータを示したグリーンスコアボードを作成し掲載するという。EPAや各種競技連盟は、試合等で示される選手達やスタジアムの省エネに取組む姿勢が、スポーツファンにも環境に良い行動を日常生活の中で実践する契機となることを期待している。【国連環境計画(UNEP)】
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