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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2013.08.22 発表

イギリス、投資家に確実性を提供するため、持続可能な森林管理のための新基準設置へ

 イギリスのエネルギー・気候変動省(DECC)は、投資家に対して確実性を提供し、バイオマスが持続可能な方法で提供されるようにするため、持続可能な森林管理のための新基準を導入する。この新基準は、持続可能な伐採率、生物多様性の保護、先住民の土地利用権等を幅広く考慮に含めている。新基準によるバイオマス発電では、化石燃料による発電に比べて70%以上の温室効果ガス排出削減になる。
 また2015年4月以降、バイオマス発電事業者は、使用する木質燃料が新基準を満たしていることを示さない限り、支援金を受けられなくなる。固形バイオマス又はバイオガスを原料とする設備容量1MW以上の発電設備の場合、再生可能エネルギー使用義務(RO)制度による支援を受けるには新基準への適合を証明しなければならない。イギリスのバイオマス発電設備の約98%がこれに該当する。残り2%の50kW~1MWの発電設備については、新基準への適合は義務づけられないものの、報告書の提出が義務づけられる。投資家や開発者に確実性を提供するため、新基準は2027年4月まで一方的に変更されることはない。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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