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【ドイツ】2013.08.15 発表

ドイツ ドイツ原産の絶滅の危機にある野生植物種の保護ネットワークを設立

 ドイツ連邦環境省は、ドイツを原産とする絶滅の危機にある野生植物15種の遺伝的多様性を保護することを目的とした連邦ネットワークの設立を公表した。対象の野生植物は、その保護にドイツが特別な責任を担っている種でアルニカやドイツ国産のラン科の植物など。プロジェクトの第1期間では、15種の種子が連邦各地の現場で回収され、種子遺伝子銀行において保存される。第2期間では、植物園において、保存・繁殖のために保護され、第3期間において、自然空間においてこれらの種の保護を強化する。連邦環境省は、連邦生物多様性プログラムから、240万ユーロを拠出する。自然保護庁が専門機関として認可所轄官庁の役割を担う。プロジェクトの実行は、ベルリン、カールスルーエ、オズナブリュック、ポツダム、レーゲンスブルクの各植物園とカールスルーエ教育大学が担当する。プロジェクト期間は5年間であり、オズナブリュック大学の植物園が調整を担当する。プロジェクトの実行に関わる6機関が持つ、それぞれの専門性を活かし、ボランティアの収集家によって提供される情報を用いたウェブ上での地図作成や絶滅の危機にある野生植物種に関する教材など、ドイツ原産野生植物ための多様な保護対策を実行する革新的な連携システムが構築される。プロジェクトは、2015年にブランデンブルクで開催の連邦庭園ショーや2017年にベルリンで開催の国際ガーデニングショーにおいて紹介される他、プロジェクトに参加している植物園において展示される。【ドイツ連邦環境省】

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