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【オランダ】2013.07.16 発表

オランダ内閣、環境計画法案を承認

 オランダ内閣は、社会基盤・環境省が提出した環境計画法案を承認した。この法案は、環境分野の法律の簡素化と近代化を目的とするもので、制定されれば、現在は部門別の40の法と117の枢密院令、数百もの省令にわたっている関連法令が、単一の環境計画法に一本化される。
 社会基盤・環境省によると、これにより許認可の対象となる事項が整理され、意思決定プロセスの効率が上がり、手間もコストも削減される。各種事業の早い段階から法制度の全体像を勘案した判断が可能になり、意思決定の内容だけでなく実施のスピードも上がるという。手続きや連絡先も一本化され、市民や企業の許認可申請が容易になり、申請手続きの期間は26週から8週間に短縮される。地域の事情に対応しやすいよう、行政の裁量も拡大される。道路や鉄道の建設工事、自然保護プロジェクト、企業設立などがすべて容易になるという。
 法案策定には6つの省庁が加わり、自治体や州、企業、環境団体などから広範な意見が集められた。法案の条文は、第二院への法案提出時に、枢密院の助言とともに公表される。【オランダ社会基盤・環境省】

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