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【ドイツ】2013.04.12 発表

ドイツ 海洋廃棄物に関する専門会議開催、地域行動計画策定へ

 ドイツ連邦環境省のアルトマイアー大臣は、ベルリンで開催された海洋廃棄物に関する国際専門会議の閉幕に際し、「海洋廃棄物は世界的に緊迫した問題」であるとし、国際的に海洋保全に注力する必要性を述べた。海洋には、年間640万トンの廃プラスチックが流入しており、一平方キロメートルにつき1万3000個もの廃プラスチックが存在している状況である。ドイツ国内やEU内において、2020年までに海洋における「良好な海域状況」を達成するために、海洋への廃棄物流入を引き続き阻止することが求められている。そのため、専門会議は、海洋へ廃棄物流入を阻止するためのヨーロッパにおける海洋地域の地域行動計画の開発を開始するために開催されたものであり、ここで海洋廃棄物の80%が船舶からのものではなく、陸地から流入していることから、行動計画では廃棄物処理経済の改善と分別回収、リサイクルが重視されるとしている。専門会議は、連邦環境相、連邦環境庁、欧州委員会によって開催されたもので、行政機関、学術機関、環境・産業団体から約200人の代表者が参加した。【ドイツ連邦環境省】

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