【アメリカ】2013.03.12 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、エネルギースターに認定された建物数の最多25都市(2012年)を発表した。1位は5年続けてロサンゼルス(建物数528)が、2位も毎年上位に入るワシントンDC(同462)であった。3位のシカゴは、2008年には6位であったが、毎年平均32%のペースで認定建物数を増やした。商業用建物がエネルギースター認定への申請をするには、アメリカ国内の同様の建物の上位25%以内に入るエネルギー性能を持ち、専門技術者か登録建築士の検証を受ける必要がある。エネルギースター認定を受けた建物は、エネルギー使用量・温室効果ガス排出量とも他の建物より平均35%少ないという。
1992年、省エネを通じて温室効果ガスを削減するためにEPAがエネルギースター制度を開始してから、この制度によってアメリカの企業や世帯が節約できた光熱費は2300億ドル以上、温室効果ガス削減量は18億トンを上回るという。【アメリカ環境保護庁】
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