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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2013.01.24 発表

イギリス、アイルランドからの再生可能エネルギー輸入を視野にエネルギー協力の覚書締結へ

 イギリスのエネルギー・気候変動省のデイビー大臣とアイルランドの通信・エネルギー・自然資源省のラビッテ大臣は、2013年1月24日、エネルギー分野での強いパートナーシップの維持、低炭素再生可能エネルギー資源の持続可能な利用の最大化等を約束する覚書を締結する。
 アイルランドには、国内で消費できる量よりも多くの風力エネルギーを発電できる可能性があり、覚書の締結後は、陸上、洋上の風力エネルギーをどのように開発すれば両国双方の利益になるかについて、詳細な分析が行われることになる。分析の結果、風力エネルギーの取引が両国の利益になることが示されれば、2014年に政府間協定を締結し、2020年までにはアイルランドからイギリスへの風力エネルギーの輸出が開始される予定である。この協定が締結されれば、たとえば3000メガワット級のプロジェクトの場合、建設段階で3000~6000人の雇用が創出されるほか、タービン運用期間中はその保守からも雇用が生まれ、タービン、ケーブル等の製造からもさらに雇用が生まれることになる。また、イギリスのエネルギーミックスにおけるグリーン電力の割合は拡大し、イギリスの消費者にかかる費用が低減することも期待されている。【イギリス政府(イギリスエネルギー・気候変動省)】

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