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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2012.11.30 発表

イギリス、経済と環境に貢献する衣料品リサイクルを推進

 イギリス環境・食品・農村地域省のマウリー資源管理担当政務次官は、環境と経済に有益な衣料品リサイクル推進の一環として、ロンドンの衣料品リサイクルセンターを視察する。視察先のローレンス・M・バリー(LMB)衣料品リサイクルセンターは、創業時は3人だけの小さな家族経営であったが、現在では170人を雇い、毎週200トンもの衣料品を収集・分類し、アフリカ、アジア、東ヨーロッパ等へリユースのために輸出し400万ポンドの収益を上げている。
 イギリスのリサイクル産業は、過去25年間で3倍に成長し、現在は100億ポンドを超える規模となった。リサイクル品の輸出も、年間40億ポンド以上に相当する利益をイギリス経済にもたらしている。
 使用済み衣料品の価値も年々増加している。しかし、いまだに毎年35万トン超もの使用済衣料品が廃棄物として埋立処分されていることから、政務次官は「リユースやリサイクル等は環境のために良いだけでなく、雇用を生み出し、新しい経済を育てる素晴らしい産業を推進するとして、広く周知していきたい」としている。【イギリス環境・食品・農村地域省】

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