【国連】2012.11.27 発表
世界経済フォーラムと国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、気候変動への適応・緩和活動を支援するため、官民資金メカニズムの成功事例をモデルとして例示する新たな取組を開始すると発表した。これは、「Momentum for Change: Innovative Financing for Climate-friendly Investment」(変革へのモメンタム:気候に優しい投資のための革新的資金調達)と呼ばれ、政府や投資家、企業、公的金融機関、メディアに対し、経済・環境の両面で持続可能な成長を可能にする具体的方策について情報を提供するという。2011年のUNFCCCダーバン会議において、同条約事務局は、官民の気候変動パートナーシップで他地域でも応用可能な事例を集めた公共プラットフォーム「変革へのモメンタム」イニシアティブを開始しているが、今回の取組もその一環である。同条約事務局では、各国政府は目的を絞った公的資金と政策を戦略的に利用することで、民間投資家のリスクを軽減し、気候に優しい開発への民間資本フローを大きく増加させることができるとしている。【気候変動枠組条約事務局】
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