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【ドイツ】2012.11.09 発表

ドイツ 交通部門による気候変動対策の強化の必要性を示す研究結果を公表

 ドイツ連邦環境庁は、交通部門の気候変動への影響を調べた研究プロジェクト「Renewbility?」の結果を公表した。ここでは、産業界、環境保護団体の代表者の参加のもと開発された新モデルを用い、複数のシナリオから、対策や枠組みの変更による2030年までの温室効果ガス排出量や経済効果を数値として出している。結果は、気候保全の国際目標及び国家目標の達成には、全部門が相応の貢献を果たすことによってのみ可能であるが、特に交通量はさらに増加すると予測されていることから、交通部門における温室効果ガス排出量の効果的な削減対策が必要だとしている。また、走行距離ごとのCO2排出量は、乗用車とトラックでは継続して減少している一方で、同時に総走行距離が増加していることから、最終的な総量としてはポジティブではない。そのため、効率的な自動車の利用以外に、環境に配慮した交通手段への変更や交通需要の削減といった対策が必要であると指摘している。【ドイツ連邦環境庁】

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