【その他】2012.10.16 発表
韓国環境部は、2013年の温室効果ガス許容排出量を公表した。これは、関連政府機関と専門家による共同作業グループが産業別許容総量をあらかじめ設定し、その後産業との協議を経て決定したもの。2013年、管理下にある480社の排出推定量は約5億9000万トン(CO2換算)となり、目標として1800万トン削減の5億7200万トンを目指すことになった。温室効果ガスの増加率(2011年比、4.64%)は、2013年の予想GDP成長率(5.68%)を下回る。2007年に温室効果ガス排出量の統計が確立されて以降、これら企業が排出する温室効果ガスの成長率はGDPの成長率を大幅に上回ってきたが、今回逆転したことから、政府の低炭素・グリーン成長政策の成果が表れてきたと考えらえるという。
韓国環境部は、目標管理制度により国際社会における温室効果ガス削減の取組に積極的に参加しているとしており、2015年に予定されるキャップ&トレードシステムの実施で、環境保全と経済成長の好循環が定着するとの見通しを示している。【韓国環境部】
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