【アメリカ】2012.10.04 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、各連邦省庁が環境影響評価書(EIS)を電子的に提出できるよう、新たなオンラインシステム(e-NEPA)を導入した。2012年10月1日以降、すべての省庁がe-NEPAのシステムによりEISを提出する。
国家環境政策法(NEPA)に基づき、連邦省庁には、環境への配慮を意思決定プロセスに組み込むことが義務付けられている。これにより、各省庁は、提案する事業等の環境への影響と適切な代替手段を特定して詳細な分析調査結果をEISとして作成し、EPAに提出する。EPAはこれを審査・コメントするとともに、国のEIS管理システムを運営している。これまで、各省庁はこのEISを紙で提出していたが、e-NEPA導入により、電子的に処理できるようになった。EPAは、「e-NEPAにより、連邦省庁のEIS提出の時間とコストが削減されるとともに、国民にとってもプロセスの透明性が高まる」としている。【アメリカ環境保護庁】
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