【ドイツ】2012.06.12 発表
ドイツ連邦環境省アルトマイアー大臣とドイツ産業連盟(BDI)ケーバー代表は、Rio+20準備会議において、「グリーンエコノミーのための覚書」に調印した。Rio+20会議では、「グリーンエコノミー」が重点となる。気候変動、資源の枯渇、生物多様性の損失、世界人口の増加によって、持続可能な発展のためにはエコノミーとエコロジーのさらに強い結びつきが必要となる。ドイツにおける「経済の緑化」プロセスは既に成果を挙げており、同じ収益を達成するために必要とする資源やエネルギーの消費量、有害物質の排出量は、10年前と比較すると大幅に減少している。環境・効率技術は、総合的な産業価値の創造の推進力となっている。ドイツ連邦環境省とドイツ産業連盟は、覚書において、持続可能な発展に取り組むことを公言し、経済の緑化が持つ経済ポテンシャルを解説し、さらなる協働を進めることを約束している。アルトマイアー大臣は、「覚書の調印により、連邦環境省とドイツ産業連盟は、環境に配慮し、エネルギー効率の高い、省資源によって成り立つ経済の実現を協働で進める。社会的市場経済の下でのエコロジーとエコノミーを相互に調和させるよう継続的な対話を行っていく」と述べた。【ドイツ連邦環境省】
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