【国連】2012.05.09 発表
国連環境計画(UNEP)は、韓国南部の全羅南道麗水(ヨス)市で開催される2012年国際博覧会(麗水万博)の国連館が5月12日に一般公開されると発表した。国連館は同万博のパビリオンとしては2番目の規模で、世界経済において海洋と沿岸が果たす重要な役割(人間の健康や生物多様性、持続可能なエネルギー・食糧安全保障など)を強調するとともに、「海洋と沿岸―私たちの生命をつなぎ、未来を守る(Oceans and Coasts: Connecting our Lives, Ensuring our Future)」をテーマに、「空間トンネル」やクイズ、映画、ワークショップ、展示などを通じて24の国連・国際機関の活動を紹介するという。見学者は対話型展示を通じ、海洋環境の探検を体験できる。3カ月の期間中に約1100万人の来場が見込まれるという。国連の潘基文事務総長は、麗水万博と国連館は海の諸問題に対する個人・企業・政府の意識向上と行動の強化を促し、6月の「Rio+20」会議にも貢献できると期待を寄せている。
麗水万博は「生きている海と沿岸:資源の多様性と持続可能な活動」をテーマに開催され、104カ国が参加する。【国連環境計画】
http://www.unep.org/newscentre/Default.aspx?DocumentID=2683&ArticleID=9129&l=en
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