【アメリカ】2011.10.25 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、こどもの健康月間中の2011年10月27日、子どもの健康への環境影響と健康格差についての会議をカンザス州カンザスシティで開催した。大統領令により、子どもの健康保護はすべての連邦機関の優先事項の一つとされている。
会議では、子どもの健康と環境の関係についての参加者への情報提供を目的に、小児科医らの講演と質疑応答を行った。今回の会議では、
1)子どもの健康と環境汚染・環境保護の関係
2)マイノリティと非マイノリティの間の子どもの健康格差と環境の関係(マイノリティの子どもが劣悪な環境から被る環境被害の問題)
3)子どもの健康の現状(特にマイノリティの子どもの健康格差)
が取り上げられた。
子どもは身体発育の途上にあること、体重比での飲食物の摂取量が大人より多いこと、這う・なめるなどの行動パターンのために化学物質や生物の影響を受けやすいことから、大人よりも環境の影響に弱いとされている。【アメリカ環境保護庁(EPA)】
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