【アメリカ】2011.09.01 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、フットボール試合の際のごみ減量を大学対抗で競うコンテスト「2011年ゲームデイ・チャレンジ」を開催する。全米各地から、フットボールチームを有する大学が参加、各校は自校開催のフットボール1試合について、紙や飲料容器等の分別回収、食品の寄付や堆肥化などのごみ削減計画を策定し、その成果であるごみの発生量とリサイクル量を計測する。コンテストでは、来場者一人当たりの廃棄物量、ごみのリサイクルによる温室効果ガス(GHG)削減量、リサイクル率、有機物削減(食品の寄付・堆肥化)率、総合リサイクル・堆肥化率の各部門で勝者が選ばれる。
このコンテストは、EPAが実施する自主プログラムWasteWiseのもとで行われる。このプログラムは、処理費用のかさむ一般固形廃棄物を削減し産業廃棄物を選別することで、組織の収益改善と環境への貢献促進を目的とするもので、このゲームデイ・チャレンジも、大学スポーツの大会で発生するごみの削減により、省エネルギーとGHG排出削減をめざす。昨年のコンテストには75校以上が参加し、50万ポンド(200トン以上)のごみ減量に成功、これにより、自動車約180台の年間GHG排出量に相当する約940トンのCO2を削減できたという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】
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