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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2011.07.28 発表

ドイツ、欧州委員会が実施するヒト・バイオモニタリングの研究プロジェクトに参加

 8月以降、欧州連合加盟国17ヶ国において人間への有害物質負担の関する研究「DEMOCOPHES」が実施され、各国から約4000人の母親と子供が参加する。これは、環境に出た有害物質の人間への曝露について検査するヒト・バイオモニタリング(HBM)を実施するパイロット研究プロジェクトであり、欧州委員会の委託により、加盟国の専門家による研究チームが結成され、加盟国17ヶ国の政府が参加する。ドイツでは、連邦環境庁が担当し、ノルトライン=ヴェストファーレン州において実施されるプロジェクトには、母親とその6歳から11歳の子供、合わせて120人参加する。参加者は、それぞれの尿と毛髪を提供し、アンケートに答える。対象となる有害物質は、水銀(水銀に汚染された魚の摂取が要因)、カドミウム(栄養と喫煙が要因)、コトニン(受動喫煙が要因)、フタル酸塩(子供の玩具などプラスチック製品が要因)である。検査結果は、研究プロジェクトに反映されるだけでなく、参加者に直接伝えられる。欧州連合加盟国において、統一したヒト・バイオモニタリングを実施することは、加盟国ごとの人間への曝露状況について比較し、曝露の要因を探し、要因を削減するための政策策定につながるとしている。【ドイツ連邦環境庁】

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