メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2011.06.15 発表

アメリカ環境保護庁、化学物質の毒性・曝露情報データベースを公開

 アメリカ環境保護庁は、化学物質の毒性と暴露に関する検索可能なデータベース2種類を公開した。これは、毒性予測データベース(ToxCastDB)と化学物質暴露研究データベース(ExpoCastDB)。化学物質の情報、データ、試験結果等を科学者も一般の人々も検索・利用できるという。
 ToxCastDBでは、300種類を超える環境化学物質について実施された500件以上の高速化学試験のデータを検索・ダウンロードできる。化学物質の潜在的毒性を予測し、さらに試験が必要な物質の優先度付けができる。またExpoCastDBは、人の暴露データをまとめたもので、家庭や保育所で採取した化学物質の測定データを集めている。食品、飲料水、空気、塵埃、屋内の床や壁面、尿などから検出された化学物質量がわかる。
 この新たなデータベースから、化学物質のリスクを考える場合に不可欠な暴露と毒性についての情報が得られる。いずれも、EPAの「総合計算毒性学リソース」(ACToR)オンラインデータベースを通じアクセスできる。【アメリカ環境保護庁】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする