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[海外エコニュース一覧]

【カナダ】2011.05.18 発表

カナダ、貴重な水鳥の生息地保全のためプレーリーの土地を取得

 カナダ政府は、北米水鳥管理計画の下、ダックス・アンリミテッド・カナダ(DUC)との協定を通じて、アルバータ州メディスン・ハットに近い、906ヘクタールの土地(ブルズヘッド保全地域)を取得したと発表した。広大なプレーリー(北米の大草原地帯)に位置するこの地域は、北米水鳥管理計画の活動の対象種であるオナガガモの主要生息地であり、ヤブタヒバリ、アメリカダイシャクシギ等、カナダの絶滅危惧種法のリストに掲載されている希少な鳥類も多く生息する。土地の取得には、カナダ政府が、DUC(湿地・水鳥保全活動を行う非営利団体)に100万ドルを提供、DUCは北米湿地保全法を通じてアメリカの魚類野生生物局からも資金を受けた。DUCの代表者は、「ここは、アルバータ州民をはじめカナダ国民が、健全な湿地と広大な草原に触れることができる場所。取得により、この貴重な自然を後世まで守ることができる」と述べた。【カナダ環境省】

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