【その他】2011.02.16 発表
韓国環境部と韓国PETボトルリサイクル協会は、PETボトルの色を透明とし、フタとラベルも改良する計画を進めている。これにより、リサイクルの容易性を高めるとともに、リサイクルで作られる素材を、付加価値の高い高機能スポーツウェアの材料にもなる高品質素材にしていくという。これまで、PETボトルの色は、緑、茶、青などさまざまで、ふたは金属、ラベルは紙であったことから、リサイクルプロセスの効率が悪く、リサイクルから作られる素材の質も低かった。このため、環境部は2011年より従来の量的リサイクルシステムから質的システムへと切り替え、PETボトルの素材や構造を向上させる事前評価システムも導入する。リサイクル協会も、PETボトルのリサイクルについての長期行動計画「PETリサイクル2020」を発表しており、リサイクルPET製品の付加価値を高め、低炭素のグリーン成長に寄与していくとしている。協会によれば、2020年までに、141万5000トンの廃棄物がリサイクル可能で、これにより48万トンのCO2を削減し、1兆6000億ウオンの経済的利益が生み出されるという。【韓国環境部】
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