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[海外エコニュース一覧]

【国連】2010.05.24 発表

国際生物多様性デーに、「発展と貧困解消のための生物多様性」をテーマに世界各地で記念行事

 国際生物多様性デー(IBD)の5月22日、世界の70を超える国々で「発展と貧困解消ための生物多様性」をテーマに各種の行事が行われた。この日の主な記念行事は、このテーマに関係の深いアフリカの地で、国連環境計画(UNEP)本部(ナイロビ)を会場として行われた。会場では、大量絶滅により失われた生物をしのぶプロジェクトMEMOの鐘を鳴らすイベントが注目された。また世界各地で、生物多様性条約の教育プログラム「グリーンウェーブ」が実施され、青少年や地域社会が参加し植樹等の活動を行った。この日行われた活動の様子を、既に59か国の約1000団体がウェブサイトに登録している。多様性デーと同時に、生物多様性条約COP9のホスト国ドイツが開催した「生物多様性アクションデー」の活動も50か国で行われた。
 生物多様性条約事務局は、来年2011年の国際生物多様性デーのテーマは「森林」と発表。森林は陸上の動植物種の3分の2が住処としているのみならず、炭素の隔離や降雨、水のろ過といった、地球の生物全体にとって重要な生態系サービスを提供している。2011年は国際森林年であることから、生物多様性と森林、さらには気候や土壌の保全活動のいっそうの協力強化が期待される。【生物多様性条約事務局(CBD)】

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