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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2010.04.01 発表

アメリカ 乗用車と軽量トラックの燃費基準・温室効果ガス排出基準を設定

 アメリカ運輸省(DOT)と環境保護庁(EPA)は、国内で販売される乗用車と軽量トラックを対象に、初めて温室効果ガス排出基準を定め、燃費基準を引き上げる、歴史的な規則を制定した。この規則は、運輸省の企業平均燃費(CAFE)プログラムに基づいて燃費基準を強化し、2012年大気浄化法に基づいて温室効果ガス排出基準を定めるもの。
 2012年型車から、毎年約5%ずつ、温室効果ガス排出量を削減し、燃費を改善するよう自動車メーカーに求める。最終的に、2016年型車については、自走者メーカーは走行距離1マイル(1.6km)当たりのCO2排出量を自動車全体の平均で250グラムとする目標を達成しなければならない。この基準は、ガソリン1ガロン当たりの走行距離を35.5マイルとする燃費の改善に相当する。
 この規則により、対象となる自動車のCO2排出量を約9億6000万トン削減することができ、これは、2030年までに、5000万台の自動車を道路から締め出すのに匹敵する効果があるという。また、2016年型車を購入したユーザーは、自動車の使用期間中にわたって、3000ドルを節約することができる。
 EPAのジャクソン長官は、今回の対策について、大気の浄化、エネルギー効率化に向けた重要なステップだと評価。環境問題と経済問題をともに解決する方法を示す重要な事例だと述べた。【EPA】

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