フランスのパリで、4月1～5日まで、家庭でできる具体的な環境対策などを示すエコ住宅「マ・メゾン」が展示される。
　「マ・メゾン」は、環境エネルギー管理庁（ADEME）とともに、ジャーナリストのミシェル・シュヴァレ氏が考えた80平方メートルの本物の低消費住宅である。その目的は、エネルギー消費量の少ない住宅のコンセプトを説明し、簡単に、楽しく、経済的に持続可能な開発に貢献できることを示すことである。「マ・メゾン」のもう一つの目的は、各部屋に採り入れられた教育的な仕掛けにより環境保全や省エネを日常的に実践できることを示すこと。家は3つのテラスを囲み、居間、キッチン、寝室、バスルームがある。
　また、「マ・メゾン」の周りには、イベントのために庭師が整備したエコロジー庭園があり、菜園、アロマ植物、花、昆虫のホテルで囲まれている。庭師は常駐し、市民に、コンポストづくりの方法や庭の生物多様性について解説する。【フランス　エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】