【アメリカ】2010.03.24 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、2009年にエネルギースターの認定を受けた、エネルギー効率の高い建物の数が多い都市部のリストを公表した。1位は昨年に引き続きロサンゼルスで、2位はワシントンD.C.、サンフランシスコ、デンバー、シカゴがこれに次ぐ。
2009年には、約3900件近い商業用建物がエネルギースターの認定を受け、CO2排出量を470万トン以上削減し、電気料金も9億ドル以上削減することができたという。
EPAが建物を対象にしたエネルギースターの認定を開始して以降、アメリカ国内では、2009年末までに9000件近くのビルがエネルギースターを取得した。これらの建物全体では、年間100万世帯分のCO2排出量を削減しているという。EPAでは、オフィスビル、小売店、スーパー、学校など13種類の建物にエネルギースターの認定を授与している。
なお、商業用建物でのエネルギー利用に伴う温室効果ガス排出量は、アメリカ全体の排出量の17%を占めるという。 【EPA】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.