【EU】2010.03.18 発表
クロマグロをワシントン条約附属書Iリスト(国際取引の原則禁止)に登載するEUの提案が、同条約締約国会合で認められなかったという結果を受け、EUは失望している。EUの提案はクロマグロと漁業関係者に対して持続可能な未来を強力に約束するものであった。
クロマグロを附属書Iに掲載することのメリットを他の締約国に説得できなかったことが悔やまれる。大西洋のクロマグロの回復のため、厳格な方法が必要であることを説得し続ける方針である。
EUはクロマグロの個体数を守ることを約束し続け、持続可能な方法で個体数を管理する責任を持つ大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)の動向を注視する。何らの措置もとられないのであれば、クロマグロがもはや存在しなくなるという深刻な危機を迎えることになる。【欧州委員会環境総局】
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