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【国連】2010.02.23 発表

国連環境計画 笹川環境賞受賞者を発表

 国連環境計画(UNEP)は、2009-10年の笹川環境賞の受賞者を発表した。
 今回の受賞者は、ルワンダやケニヤ、インドの村々に充電可能なLED照明を普及させたヌル・デザイン社と、ホンジュラスやニカラグア、ハイチなどのコミュニティにエネルギー効率的な調理用ストーブを普及させたNPO「ツリー・ウォーター・ピープル(TWP)」。
 ヌル・デザイン社のLED照明は、ソーラーパネルやAC充電器でも充電可能だが、主な充電源は、人力による自転車型のペダル式充電器。20分間こぎ続けると、5つの照明を37時間つけることができるという。世界銀行のアフリカ照明イニシアティブから支援を受けて、ルワンダの村々や地域のパートナーと共同開発し、実地試験を行った。
 また、TWPの普及させた調理用ストーブは、使用する薪の量が50~70%少なくてすみ、有害な煙が出ない。CO2排出量も家庭用の調理ストーブで1台当たり年間1トン、商業用の調理ストーブ(トルティーヤメーカーなど)で年間3.5トン削減できる。これまで中米地域やハイチで3万5000台の調理用ストーブづくりに携わった。
 笹川賞の授賞式は、インドネシアのバリで開催中の第11回UNEP管理理事会特別会合に併せて行われる。【UNEP】

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