【EU】2010.02.22 発表
欧州委員会は、大西洋のクロマグロの国際取引を禁止する措置について、2011年から実施するようEUとして圧力をかけるべきだと提案した。
欧州委員会は、国際取引を目的にしたクロマグロの乱獲により、クロマグロの生息数の減少が深刻な状況になっていることに懸念を示している。クロマグロについては、2006年から大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)により多くの対策がとられていたが、欧州委員会は最新の科学的データを理由に、ワシントン条約附属書?種に登載し、国際取引を禁止する必要があるとしている。
5月にカタールのドーハで行われる絶滅危惧種の国際取引に関するワシントン条約締約会議に向けて、EUの共通の交渉ポジションを決めるため、今回の提案については、EU加盟国により今後、検討が行われる。【欧州委員会】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.