【フランス】2009.11.17 発表
フランスで様々な環境マークなどをまとめた「責任ある消費ラベルガイド」が発行された。
このガイドは、環境面や社会面で、消費に責任を持ちたいと望む市民向けに、60以上のマークを分析したもの。環境・エネルギー庁(ADEME)の支援をうけ、メ・クールス・プー・ラ・プラネット(地球のための買い物)・ドットコムによって実現した。分析に当たっては、ラベルの種類、発行元(ラベルを発行している団体、そのプロモーションの形)、認定基準の内容、検査の方法などを考慮。さらに、どのグループの商品(食品、衛生用品・化粧品、家庭用品など)向けのラベルなのか、またどの商品(紙、洗剤、チョコレートなど)が最も多くラベルの対象になっているのか という点も示されている。
また、このガイドの発行に合わせて、フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、情報センター「変化の種(GRAINES DE CHANGEMENT)」とともに、会議を開催した。会議では、民間企業のラベルは信頼できるのか、実際に信頼できるラベルをどのように見分けるのか、公的なエコラベルと民間企業のラベルの違いは何かといった様々な問題に、具体的に回答していくことを目指すという。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】
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