【アメリカ】2009.10.29 発表
アメリカ環境保護庁は、内分泌かく乱スクリーニングプログラムに基づいて、殺虫剤に含まれる化学物質を対象に、内分泌系に及ぼす影響を選別する最初の試験を命じた。集めたデータは、EPAが追加的な試験や対策の必要性について判断する際に活用される。試験を実施するためのガイドラインなどは、10月21日に示されている。
また、今後4カ月のうちに、67種類の化学物質について、製造業者に試験の実施を通知するスケジュールも提示された。なお、最終的には、殺虫剤に含まれる全ての化学物質が対象となる。
EPAでは、現在、最初の化学物質の一群について選別を進めつつ、対策の見直し、データの評価、内分泌系への作用の可能性の判断に向けて準備を行っている。【EPA】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.