【フランス】2009.10.15 発表
フランス・マルセイユで、2012年に開催される第6回世界水フォーラムに向け、ジュアーノ閣外大臣は、世界水会議、マルセイユ市、政府の間で、協力関係を構築する枠組み協定書に調印した。
ジュアーノ閣外大臣は、世界水フォーラムの実施のために、水と衛生へのアクセス権、フランスの環境グルネル(環境懇談会)をモデルにした新しいガバナンスという2つの要望を提示した。
また、第1回世界水フォーラム以来、明白な進歩があったことを認めつつ、約10億の人々が飲料水に欠いていることを強調。水不足や汚染された水による病気で多くの人が死亡し、生態系の不安定化、乾燥による生物多様性の喪失といった問題も生じている。
ジュアーノ閣外大臣は、第6回目の世界水フォーラムが、単なる討論会で終わってはならないとして、何もしなければ2030年には、清浄な水を利用できない人口が39%となること、水と衛生に関する権利の尊重に向けて、真の転換を考えなければならないことを訴えた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】
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